現在進行形でテンバガーを目指している企業・銘柄ってあるの??
こんにちは!
米国株でテンバガー(10倍の値上がり)しそうな銘柄を見つけ、調べ、ご紹介するこのブログ。
今回は ハンドメイド製品の流通・販売を手助けするプラットフォームを展開するEtsyをご紹介したいと思います。
過去1,2年で株価上昇しており、現在進行形でテンバガーを狙っている銘柄になります。
これからご紹介するように市場規模の拡大や売上増の見込みがあるため、今から乗ってみても面白いかもしれません。
インタネット上で完結するビジネスなので、コロナ下でも運用自体は止まることなく進んでいるようです。
Etsyってどんな会社?
Etsyは1998年にスタートし、2015年4月NASDAQに上場しています。ちなみに読み方はエッツィーです。
事業はシンプルで、クリエイターがハンドメイド商品を製作しEtsy上で販売、それを自由に誰でも購入できるサイトの運営をしています。
実際にサイトを見てみましょう。
ハンドメイドと言えどクオリティは相当高いと思います。
小一時間Etsyのサイトを見てみましたが、男性の自分でも「これ欲しい!」と思ってしまうほど魅力的なアイテムが揃っていました。
例えばこのフレンチブルドッグのワッペン付きキャップ。アメリカからの送料無料で¥2,697です。
可愛くないですか??!!欲しくないですか??!!笑
真剣に購入検討しています…
ぜひ皆さんにもEtsyのサイトを見てもらいたいです!
最近ではブランドにこだわらず「こういった物が欲しい!」という方もけっこういらっしゃると思いますし、「他の人と持ち物かぶりたくない…」という方も多いと思います。(最近ではない気がするが
自分は実際にこのサイトを見てみて
ここに来れば欲しいもの(のイメージに近しい物)が必ず見つかる!!
そんな確信が持てました。
今後の買い物のレパートリーとしてEtsy使うの全然ありです。むしろ今回知れて良かった!
ちなみに、実際に制作・販売するにはどうすればいいの?という方のために「How to open an Etsy shop in 3simple steps」という動画がYoutubeにありましたので載せておきます。
日本語版でも2016年にEtsyがスタートしましたが、minneやCreemaといった言わば”Etsyのモノマネサイト”が数多く登場しました。しかしEtsyはアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツを戦略的拡大の主要6か国として位置付けているためあまり気にはしていないようです。
なんでテンバガー候補なの?
知らべてみて考え得る理由は3つあるかと思います。
- マーケットに対するEtsyの伸びしろ
- Etsy自身の進化
- 現状の株価
マーケットに対するEtsyの伸びしろ
Etsyは登場から早20年以上が経過し、マーケットプレイスの担い手としてはAmazon,eBay,Walmart,BestBuyの次にアメリカ内で大きいサイトになります。
しかしEtsyは
「まだマーケット全体の5%ほどを取ったに過ぎない」
と考えているようです。
(上記”Special”とはEtsyが考える概念のようです。購入者個人の”Special”なスタイルやEtsyが提供する他にはない”Special”なカテゴリー提供、毎日の購入シーンで起こる”Special”な購入要望など。バクっとしているのでぴんとはきていませんが、要するにありきたりな商品や購入機会ではなく「他には無くユニークなアイテムや市場提供」という事を言いたいのだと思います。)
ちなみにそれを裏付けるかのように、Etsyの様々な数字は伸びています。
▼売上
上記したようにEtsy自身のマーケットプレイスがかなり大きくなっている中、前年比25%成長しているのはすごいです。RevenueとEBITDAも20%越えの成長です。
小規模の会社がこれくらいの成長率であればふーんという感じですが、Etsyサイズだと強いなという印象です。
▼Etsyユーザー
Etsyで制作・販売する方(アクティブセラー)は270万人、Etsyで買い物をする方(アクティブバイヤー)は4,600万人で、2018年のそれが190万人と3,340万人なので現在でも順調に拡大しています。
Etsy自身の進化
これまでの成長の過程でEtsyは様々な進化にトライしてきました。(めちゃくちゃ長くなるので詳細は割愛します。
▼マーケティングにおいて様々なチャネル利用の促進
アプリや流入してくるサイトに応じて見せ方を最適化することで、UI/UXの向上に寄与しています。
▼機械学習を取り入れる=UI/UX向上
2015年から機械学習を取り入れ、購入者が商品を探しやすくする工夫をしており、実際にクリック率の向上などが見られています。(こういうイメージみたいです。氷山の下でデータ活用してるので、ユーザーにはあからさまには分からないようにする意図があるのでしょうか。
その他にも企業買収、自社株買い(実際実施したかは不明)などで企業の体力をつけてきました。
現状の株価
3点目は現状の株価です。
冒頭に書いたように目下株価上昇中の銘柄なので、その点を贔屓目に見てみてください。
2015年4月初値$31で上場しました。その後しばらくは$10も下回る水準を見せながら推移しましたが、2017年途中からじりじりと上げ始め2018年から爆発、2019年3月$73.35の最高値を記録。その後は一旦売り込まれ$40前後まで行きましたが、現在は取り戻し$60前後で推移しています。
この株が力強い点は、他の株と同じようにコロナ流行後株価が暴落し$60から$30まで落ちましたが、そこから1か月ほどで再び$60まで戻ってきた点です。
コロナの終息が見えず、また社会への影響がこれからさらに出てくる事が予想される中非常に注目されている銘柄の一つとなっています。
銘柄が選別されてきている現在のマーケット状況の中、Etsyはもしかすると今後も資金を集める可能性があります。
ここから乗ってテンバガーは分かりませんが、安値だった時の水準と比較すると十分狙っていける銘柄だと思います。自分は今後もwatchしていきたいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
Etsyの会社の様子やこれから値上がりが期待できるポイントを少し見て頂けたかと思います。
最後になりますが、Etsy最大の成功要因はハンドメイドプラットフォーマーとして”Etsyらしさ”を残そうとしている点かなと感じます。
Amazonも2015年にハンドメイド専用マーケットプレイスを開設しEtsyに迫っていこうとしたようですが、上手くいきませんでした。
それはなんでかなと考えたのですが、IR資料にあったこのスライドにヒントがありそうです。
これは「長期の成長戦略」の場面で登場したスライドです。
「人間同士の繋がり(Human Connections)」や「信頼されるブランド(A Trusted Brand)」とありますが、温かみのある製品や思いが込もったやり取りなど、ハンドメイドプラットフォームという特性を生かせるポイントを意識しているように見えます。
おそらく効率やより良い売上げ等も大事ですが、それを重視していれば(またユーザー自身もその点を求めているのだとすれば)Amazonの方に多くの人が流れていっていたと思います。
しかし実際にはそうはなっていない点を見ると、人間が古来から持つポイントを掴んで企業運営をしているEtsyにユーザーが残っている事実が「ユーザーが何を求めてハンドメイドプラットフォームを利用したいのか」を物語っているように思います。
Etsyはこのサイトを利用する層の”ツボ”を心得ているように思います。
その点を今後も忘れず企業が運営されれば、Etsyの成長や株価の値上がりが期待できるのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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