【ARKお墨付き 米国株テンバガー候補】遺伝子検査・医師からのアドバイスが全て自宅で完結!InVitae(NVTA)

個別銘柄

先日 Cepheid(CPHD) 社が提供する「45分で新型コロナウイルス診断ができるキット」がFDAに承認されました。

同社はイギリスのDanaher(ダナハー:DHR)の傘下に入っているので現在は上場していませんが、もし今も上場していたとしたら株価への影響は大きかったと予想されます。

今回はCepheidのように、従来では時間や手間がかかっていた検査を簡易にできるサービスを提供し、今後テンバガーを狙える可能性があるInVitae(NVTA)をご紹介したいと思います。

InVitaeって何してる会社??

InVitaeはサンフランシスコに拠点があり、ナスダックに上場している企業です。日本語ではインビティとかインビタエと発音するみたいです。

直近の株価チャートはこんな感じです~

ふわっと上昇しかけていますが、また元の水準に戻っています。

こちらの会社はコロナ用の検査キットを製造しているわけではなく、

自宅で遺伝子検査ができるキットと、医師やカウンセラーからその結果についてアドバイスをもらえるサービス

を提供している会社のようです。

実際に家でInVitaeのキットを使っている様子がこちら

メールで届いたキットの中にはプラスチック製の管状のケースがはいっており、それに一定量の唾液を入れ送り返すようです。その際にアプリを登録し、後日そのアプリに医者や医療関係者から結果連絡があるようです。

実際に上の動画を見て頂くと本当にシンプルな設計になっていて、誰でもできそうです。

Bringing genetics into mainstream medicine.

遺伝子を医療の中核に

https://s21.q4cdn.com/716728766/files/doc_presentations/2020/03/March-acquisitions-call-Final.pdf

会社のビジョンは「Bringing genetics into mainstream medicine」ということで、医療業界の中で遺伝子により光が当たる世界観を作りたいのだと見受けられます。自社や関連する企業を買収しながら拡大しています。

皆さん遺伝子検査ってされたことございますか?

僕は遺伝子検査は経験がないです。

しいて言えば、病院で採血をしてその結果を改めて数日後に伺う、くらいです。

でもこれって毎回病院にいかないといけなくて、なかなかめんどくさいですよね。

しかも検査で一回、検査結果を聞きに行くので一回なので最低二回は病院に行くとなるとなかなかしんどい。。。

以前とある芸能人の方が忙しさのあまりしばらく人間ドックに行っていなかったがゆえに病気の発見が遅れ治療もなすすべがなく無くなってしまったいう事がありました。

現代的な忙しさの中で病院や検査と言えど後回しになる世界が作られてしまっています。

InVitaeが提供するサービスはこのめんどくささを解消するサービスなんです。

従来のめんどくささから人々が開放されることで、早期から自分の遺伝子状態を知る事ができ、病気の未然予防や早期発見ができる世界を作ることを狙っているようです。

シンプル過ぎると言えばそうですが、非常に便利なサービスが故今後に期待が集まっています。

そして彼らは集めたデータを元にゲノム研究を積極的に行っています。

このデータが絶対的な障壁を作り、他社と比較し圧倒的な優勢ポイントとなっています。

あのARKもテスラと同じくらい注目している銘柄と話しています。

なんでテンバガー候補なの?

収益面の高い成長率

まずは

会社としてしっかりと収益拡大している点

がプラスポイントです

同社が2020年1月に出したレポートによると、2019年は482,000人にサービス提供をし、収益は$216,000,000(=約2億1,600万円)だったそうです。一方2020年は723,000人に提供予定で、収益は$330,000,000(=約3億3,300万円)を予想しており、

2020年の収益は2019年比+50%成長

のようです。

医療関係の企業では前年比+50%はもしかすると珍しい事ではないかもしれません(特に若い会社であればあるほど)し、株価が上昇していくためにはアナリストの予想を超えていくことが期待されます。しかし、しっかりと成長している点はとても評価できるのではないでしょうか。

(source: https://s21.q4cdn.com/716728766/files/doc_presentations/2020/03/March-acquisitions-call-Final.pdf )

将来的にはさらに多くの人々にサービスを提供し、世界20億人の人々が遺伝子情報によって健康が変えられる世界の実現を目指しています。

現在約50万人に提供されている同社のサービスが、もし本当に20億人にまで広がった場合、売上・収益はとてつもないものになるでしょう。

ToB向けも同時に拡大

上記したようにサービス提供人数は年々拡大しているようですが、国内のバイオ医薬品企業との提携を進めることで、ToBを通した利用者増加も同時に推進しているようです。

資料を見ると2019年は45の企業と提携を結びました。(2018年がどれくらいの数字だったか分からず比較対象がないです。すいません…

提携したバイオ医薬品企業は顧客に対し緻密で精度が高い遺伝子検査を簡易に提供することができるため、様々な病気の特定や事前予測に繋げられるようになります。

今後も提携先は拡大する見通しなので、素早く規模は大きくなるでしょう。

過去のテンバガー銘柄との相関性

よくテンバガーを達成する銘柄は以下の点に該当しない銘柄が多いと言われます。

  • 歴史がある企業
  • 時価総額が大きいまたは一株の価格が高い大型株
  • 高配当銘柄
  • (電力会社やインフラ会社などの)安定性がある企業

InVitaeは(一旦)上記の項目ほぼすべてに当てはまって”いない”ため、テンバガー候補としてクリアしているのではないでしょうか。

個人的に一番注目しているのは一株あたりの価格です。想像してほしいのですが、10ドルの銘柄が100ドルになるのと、100ドルの銘柄が1000ドルになるのだとどちらの方が簡単に見えるでしょうか? 多くの方が想像されているように、おそらく前者の方が確率が高いのではないでしょうか。明確な根拠はありませんが、一株あたりの価格が安いとその株式を購入できる投資家のすそ野は広がり、より多くの人に購入してもらえるため株価上昇の可能性は上がっていくのではないでしょうか。

それらの点を考慮しながら、InVitaeに比較的近い業種や状態の企業で過去にテンバガーした銘柄を拾ってみました。

■イグザクト・サイエンシズ(EXAS)

こちらの会社はNASDAQに上場している会社で、直腸がんの検査キットを販売しているメーカーです。同社は2014年にCologuardという直腸がん検査キットをリリースしFDAからの承認も取りました。このキットはInVitaeのキットと同じように、自宅で使える点がメリットです。そのCologuardを主力アイテムとし売り上げを拡大させていきました。量産体制が確立してから見事に株価が上昇しています。

チャートをご覧頂きたいのですが、2015年前後に一時上昇の余地がありましたが、比較的長い時間10ドル前後で推移していました。2017年に入り爆発的に株価が上昇し2019年7月に123.99ドルの最高値を付けました。2005年8月が上場(なのかな?)時の初値が2.69ドルでしたので

10倍どころか株価約40~50倍

までいきました。(すげええ

■デックスコム(DXCM)

デックスコムもNASDAQに上昇している企業です。こちらは糖尿病患者向けの血糖値測定機器を製造・販売しています。当社が販売するデバイスにより、患者の血糖値情報を患者が持つApple端末や受信機に送ることができるため、糖尿病患者にとっては必需品となりました。(テルモが販売する同社のデバイスご案内資料です。)

(おそらく)同社は2005年8月に初値11.19ドルで上場。株価が一けた台の時代を含めて7.8年ほぼ株価が動かなかったです。その後100ドル前後まで上昇後再び横ばいになり、2018年初めから急騰、2020年2月306.71ドルの高値を付けました。上場時の価格と比較すると

こちらも10倍どころか株価約30倍

まで上昇しました。(ずごごご

デックスコムがInVitaeと似通っている点は、患者向けのデバイスを製造・販売しそれをキラー製品としてシェア拡大、売上拡大を図ってきた点です。InVitaeも同じようなルートをたどることができればマーケットにおいて確固たる地位を確立できる可能性があります。

上記2銘柄の特徴は

  • 一桁~10ドル前後の時期が長い
  • 医療機器銘柄
  • 他社が真似できない”キラーコンテンツ”を持っている

もちろん似たようなチャート形成をしながら売上・株価ともに満足いく水準まで上昇しなかった企業はたくさんあると思いますのでご容赦ください。

まとめ

いかがだったでしょうか。少しInVitaeの事、テンバガーへの興味を持ってもらえたら嬉しいです。

テンバガー狙いであれば焦ってはいけません。

いまは陽の目を見ない銘柄を長期で持つイメージでいてください。

忘れたころに10倍30倍50倍になっているかもしれません。

単価が低い”ボロ株”なので、余ったお小遣いでちょろっと保有してみてはいかがでしょうか。

皆さんと一緒にテンバガー達成できたら最高です!!

「米株×テンバガー候補」でいくつか他にも記事を書いているので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。