【マーケットへの影響は!?】バイデン大統領候補の好物は、ずばりアイスクリーム!!

ネタ

こんにちは、たく@米国株×テンバガーブログ兄さん( @marketing1991t1 )です。

先日お知り合いの方から「バイデン大統領候補が無類のアイスクリーム好きだそうで、ぜひ大統領選前後で株価が上がりそうなアイスクリーム会社を教えてほしい。」とご連絡いただきました。

うむ、なるほど。

面白そうなので調べてみました!

①アメリカ国内アイスクリーム売上企業ランキング

(source: 「Top ice cream brands of the United States in 2019, based on sales」)

売上別に見ると、private labelが首位です。

映画で見るような移動式個人アイスクリーム屋とか、大企業に属さないタイプの個人経営店が多い事が分かります。

2位が Ben&Jerry’s、3位と4位が肉薄して Haagen-DazsとBlue Bell、5位にBreyers、以下続くといった感じです。

Ben&Jerry’s

Ben&Jerry’sは1978年、ベン・コーヘンとジェリー・グリーンフィールドの二人によって作られた会社です。今現在はユニリーバの傘下に入っているためBen&Jerry’sとしての上場はしていないようです。

日本には1990年代から何度か上陸しているようですが、そのたびに短期で撤退をしています。損切りが早いですね、さすが。

ユニリーバはBen&Jerry’sのほかにBreyers(上記売上ランキング5位)やMagnumといったアイスクリームブランドを保有しています。

それらアイスクリームブランドを含めた「リフレッシュメント部門」はユニリーバの売り上げのうち約20%を占めています。

(source: 「2018年ユニリーバ企業紹介」)

そのアイスクリームブランドはこのコロナの中、外食向けアイスクリーム売上高は35%減少したものの、家庭用アイスクリームは26%の売上増加だったようです。

家庭での調理が増えたことで家庭用マヨネーズの売上も伸びたようで、今後もこの傾向が続きそうですね。

(source: 『マヨネーズの販売が好調…ユニリーバ決算で判明、外食用の落ち込みを家庭用食品が補う。』

ユニリーバの株価はこちらです。

(https://jp.investing.com/equities/unilever-n.v.)

コロナ前の水準に戻っていますが、吹きそうな予兆は無し。

ちなみにユニリーバはいわゆる高配当銘柄の一つで、現在一株あたり$2.30(約4%)の配当がでるようです。

ユニリーバにとっては、アイスクリームではなく家庭内で使われるブランドの販売が鍵を握りそうです。

Haagen-Dazs

Haagen-Dazsはアメリカの大手食品会社ゼネラル・ミルズが所有する高級アイスクリームブランドです…

と言いたいところですが、Haagen-Dazsはアメリカではごく一般的なアイスクリームブランドの一つのようです。

「日本のハーゲンダッツが一目でぼったくりだと分かる画像がヤバすぎて震える」

面白いですね!!

そしてお気づきの方もおられるかと思いますが、名前が「Haagen-Dazs」と欧州風なのに、会社はアメリカ。おやおや。

名前の由来を調べてみると…騙された!

“ハーゲンダッツ(Haagen-Dazs)”という言葉自体に深い意味はない。創始者ルーベン・マッタスが、アイスクリームはデンマーク産というイメージがあるからと、コペンハーゲンの「ハーゲン」と、その余韻がマッチする「ダッツ」を組み合わせて作りだした造語である。

米国の消費者にヨーロッパ風だという先入観を持たせ、ヨーロッパの伝統と職人技を連想させるためにこのような名前になった。さらに印象を強くするために創始者のマッタスは、デンマークの国土の一部の形を会社のロゴに取り入れた。

出典:Wikipedia 「ハーゲンダッツ」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%83%E3%83%84)

“その余韻がマッチする「ダッツ」を組み合わせ…”とは、

全く意味が分からない。

これがアメリカ人の発想か。

Make America Great Again!! Vote!!

ゼネラルミルズは上場していないようなので、アメリカとカナダでHaagen-Dazsの独占ライセンスを保有しているネスレの株価を見てみましょう。

(https://jp.investing.com/equities/nestle-ag)

2019年のチャートはなかなかに元気がありましたが、今年に入ってからは成長株というよりは、安定株成長株のようなチャートですね。

上がるでもなく下がるでもなく。

ネスレは米国マーケットではOTC市場という、証券会社との店頭取引でのみ売買されているようで、一般的にこの銘柄を購入する際には、スイスマーケットに上場しているネスレ株を購入するようです。

個別で購入したい場合は日本だとサクソバンク証券で購入可能なようです。

配当も約2.5%前後あり、比較的配当が出ている株の一つではないでしょうか。

興味がある方は、ぜひネスレの株価watchしてみてくださいね。

まとめ

さて今回の記事はいかがだったでしょうか。

はい、皆様のお時間を無駄にしてしまい申し訳ございませんでした。mm

大統領選が迫っているこの段階で、全然株価に影響がないネタをご覧頂きました。

最後にアイスクリームをほおばるバイデンさんの写真シリーズでお別れです。

それではまた!

(アイスを誇らしげに掲げるバイデン氏。さながら自由の女神。)

(「コーンの中にアイスの玉いくつ入ってると思う?2つさ!」)

(「悪りな…おれのズボンがアイス食っちまった。」と言ったかもしれないバイデン氏)

(こんなにカッコよくアイスを食べれますか?)